「お金や時間からもっと自由になる」を応援するブログ

デュアルカレンシー債(DCD)という金融商品を徹底解説

こんにちは、ガネゾウ(@gane_free)です。

先日、プライベートバンカーより「デュアルカレンシー債(DCD)」という金融商品を紹介してもらい、運用することにしました。リスクが非常にない商品なのでまずはお試しで。プライベートバンキングの顧客の中では1、2位を争うくらい結構人気の金融商品のようです。

デュアルカレンシー債とは

デュアルカレンシー債ってなんぞやと。
私もネットで調べましたがあまりありませんでした。あまりメジャーではないのと出回っていない金融商品のようですね。SMBC日興証券にデュアルカレンシー債の意味が記載していましたので引用します。

デュアルは二重、カレンシーは通貨を意味し、日本語では二重通貨建債券と呼ばれます。利払いと償還が異なる通貨となる債券のうち、払い込みと利払いが同じ通貨で、償還通貨が異なるタイプの債券を指します。日本で個人向けに販売されているものは、払い込みと利払いが円建てで、償還が外貨建てのものが主流です。原則として、円建てで支払われる部分は為替変動の影響を受けませんが、外貨建てで支払われる部分についてはその影響を受け、当初より円高が進めば為替差損が発生することがあります。ただし、判定日における為替水準があらかじめ決められた水準より円安であった場合には、円建てで償還される特約(判定為替条項)が付いたものが多くあります。なお、払い込みと償還が円建てで、利払いのみ外貨建てのものをリバースデュアルカレンシー債(逆二重通貨建債券)といいます。

※出典元:http://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/te/J0442.html

 

ちょっと難しいですね…

すごいシンプルに解説しますと現在1ドル110.46円の場合、スポットレートが110.46円になり、設定為替レートが設定されます。仮に108.59円としましょう。

次に預入期間を決めます。仮に30日とします。(15日でも60日でも自由に設定できます)
上記の条件の場合は支払利率が2.68%と設定されます。※条件により変動します

これで契約条件は完了です。あとは預入期間30日経った後に結果が出ます。

シナリオ①
設定為替レート108.59円より預入通貨安の場合、投資家は預入金額に加えて2.68%(年率・源泉税引前)で計算された利息を円で受け取りこととなります。

例えば、2018年6月20日に1000万円預入した場合は、2018年7月20日に1000万円が投資家に返ってきます。さらに1000万円×2.68%(年率・源泉税引前)=268,000円/12ヶ月=22,333円が利息として円で受け取りこととなります。

1000万円投資したら、月22,333円増えたということです。

シナリオ②
設定為替レート108.59円と同じか預入通貨高の場合、投資家は預入金額(円)を1ドルあたり108.59円でドルに交換のうえ受け取ります。加えて2.68%(年率・源泉税引前)で計算された利息を円で受け取りこととなります。

例えば、2018年6月20日に1000万円預入した場合は、2018年7月20日に1000万円が1ドルあたり108.59円でドルになって返ってきます。さらに1000万円×2.68%(年率・源泉税引前)=268,000円/12ヶ月=22,333円が利息として円で受け取りこととなります。

1000万円投資したら、ドルになって返ってきて、別で22,333円は円で利息でもらえるということです。

なぜそんなに人気なのか

最初に話を聞いた時は、1ヶ月経った時点で円安になるか円高になるかギャンブル要素高くないか?と思っていました。まぁそれは認識の通りです。

しかし、リスクがあまりないところが魅力なのです。

仮に設定為替レートより預入通貨高となってしまいドルになってしまいます。でも1ドル110.46円の場合、108.59円のレートでドルに替えられるのです。手数料は無しで。しかも×2.68%(年率・源泉税引前)の利息は円でもらえちゃうんです。何もデメリットないですね。

唯一デメリットを挙げると機会損失です。1ドル110.46円がスポットレートで、108.59円ベースでドルになって戻っていますが、その時点での為替が仮に105.59円になっていたら、3円分安く買えたということになります。でも当初は1ドル110.46円だったのが108.59円で買えたってことは損はしてないということです。

まとめ

上記ではあくまで例えのシミレーションであり、スポットレートを1ドル110.43円にして設定為替レートを110.00円にすると支払利率は7.4072%(年率・源泉税引前)とそこそこ利率が高く設定することも可能です。

私のおすすめとしては、ギャンブル要素でデュアルカレンシー債をやるのではなくて、どこかのタイミングで円からドルにしてもいいかなーっと思ったタイミングで、デュアルカレンシー債でうまく勝てばチャリンチャリンと毎月「円」で数%入ってきます。仮に負けても手数料無しで当初よりも円高でドルに替えられることができるのです。そういう使い方をするのが賢いのではないでしょうか。

 

ガネゾウ
ガネゾウ 

30代投資家・起業家 / 20代で起業⇒ 会社売却⇒ 現在はビジネスをしながら幅広い金融商品を運用中。ブログの感想、相談事、仕事のご連絡はTwitterまで。詳しいプロフィールはこちら

「その他金融商品」の記事一覧