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富裕層が利用する「プライベートバンク」とは何なのか

こんにちは、ガネゾウ(@gane_free)です。

私自身、会社売却をしてキャッシュを得たので、プライベートバンクを利用しています。

さて、今回はプライベートバンクを紹介していきます。もともとはスイスから発祥したプライベートバンクですが、現在は日本国内にも広がりを見せ、富裕層を対象に拡大しつつあります。

プライベートバンクには独自のサービスが多く、金融商品の提供はもちろん、資産運用や事業成長、家庭的な事情まで様々なアドバイスを得ることができます。一般的な金融機関ではお目にかかれない特徴があり、この記事ではプライベートバンクと普通の銀行との違いを3つのポイントに分けて解説しています。

では、資産形成を行うにはどちらのサービスを利用すべきなのでしょうか? プライベートバンクと一般的な金融機関の双方を見比べながら考えていきましょう。

 プライベートバンクは普通の銀行と何が違うのか

プライベートバンクは、富裕層向けに金融サービスを提供するサービスのことです。もともとプライベートバンクは、スイスの銀行が無限責任制において顧客に資金を提供してきましたが、日本にもサービスが広がり、今では大手金融機関や証券会社を中心に運営されています。

プライベートバンクの特徴は富裕層を対象にサービスを提供しているだけではなく、一般的な銀行とは異なる機能も持っているのです。ここではプライベートバンク特有のサービスについて詳しく紹介しています。

 顧客の要望に合わせたオーダーメイドサービス

一般的な金融機関が市場に出回る株式や債券などを扱っていることに対し、プライベートバンクは1人の顧客に対し最適な金融商品の提供を行っています。限られた発行数の私募仕組債や、優先出資証券など、顧客はオーダーメイド化された提案を受けることが可能です。

 

 マンツーマン体制で資産運用の相談ができる

プライベートバンクの担当者と顧客との関係性はマンツーマン体制が基本です。担当者は1人の顧客に対して徹底的なカウンセリングやヒアリングを行います。一般的な金融機関は顧客の数を求めるので、ここまで顧客に寄り添った接客はできません。

顧客と1対1で対話できる理由は、相当額の資産を持った顧客でなければプライベートバンクを利用できないからです。金融機関によって異なりますが、UBS銀行では2億円以上の金融資産、クレディスイス銀行にいたっては10億円以上の資産証明を示さなければなりません。

 

 世界中のマーケットを知り抜いた専門家が集結

プライベートバンクでは、金融分野以外のサービスを提供することが多いため、自然に優秀な営業員が集まります。時には顧客の長期的な資産形成や事業サポートを行うこともあり、FPやコンサルタントの資格を得た営業員も存在するのです。

そうした担当者と顧客との対話は、資産運用の他にも事業や家庭環境のことにまで発展します。顧客にとってはライフプランを通してじっくりと相談ができるため、担当者と深い関係を構築する場合もあるでしょう。仮に担当者が転職してしまった際にも、信頼関係が強い場合は顧客自ら転職先へ口座を移転する場合もあるのです。

もう少し踏み込んでプライベートバンキングについて知りたい方はこちらの本をどうぞ。

 富裕層がプライベートバンクを選ぶワケ

プライベートバンクは一般的な金融機関とは異なり、金融分野以外のサービスを拡充しています。資産運用に加えて、全体的なライフスタイルをサポートしてくれる体制があることで富裕層からの支持を集めているといって良いでしょう

ここでは富裕層向けに、プライベートバンクがどのようなサービスを提供しているのかを見ていきます。

 

 外部では公開していない情報提供

私はここを一番重宝しています。何かというと、金融マーケットの状況や、依頼しているプライベートバンクの証券や銀行が社内で分析した個別株のデータをお願いすれば都度提供くれます。今この株はどういう状況で今後上がるか下がるか。

精鋭のトレーダーが分析している情報なので、かなり有益な情報です。私はこの情報と自分で収集したデータをもとに、主に米国株を運用しています。

 

 事業の発展に貢献

富裕層の中には企業経営者として活躍していることも多いです。仮に事業で多額の資金が必要になったり、事業継承を行うという場合にはプライベートバンクが親身に相談に乗ってくれるでしょう。

特に三菱や三井といった国内大手のプライベートバンクは、市中銀行の広大なネットワークを活かして融資の条件を緩和したり、有利な借り受けを提案してくれることも多いです。

 

 特別優遇サービスの紹介 

富裕層限定のコミュニティやサロン、ラウンジなど、会員制サービスに登録するには審査が必要です。ただお金を持っていれば良いというわけではなく、社会的な信用力も評価対象に入ります。

プライベートバンクに契約していることは社会的ステータスを高めることに役立ちます。厳しい会員制を敷くコミュニティであっても、プライベートバンキングの顧客ということで審査に通りやすくなるメリットがあります。

 

 家庭内事情のサポート

富裕層は子供の教育に力を入れる傾向が強く、子供の成長促進をプライベートバンクにサポートしてもらうことも可能です。特に語学勉強や世界の文化に触れる学習は、国内に留まっていては難しいでしょう。金融機関側はグローバルな国際ネットワークから、留学先の学校や、語学勉強に最適な講師の斡旋なども行っています。

また、家庭の諸事を預かるハウスキーパーや、秘書の紹介など様々な人的ネットワークを駆使できる点も特筆すべきでしょう。

 

 快適な海外旅行を提案

プライベートバンクを提供する金融機関は、提携先として旅行会社とも手を結んでいます。富裕層にもなるとレストランやホテルの貸し切り、プライベートジェット機の利用などの需要も存在するため、JTBなどを代表とするオーダーメイド旅行の情報提供を行う場合もあります。

 

 老後生活の情報提供

プライベートバンクを利用する顧客には高齢者層が多いこともあり、老後の生活支援までもサポートしています。プライベートバンクを提供する金融機関の多くは海外の医療機関や富裕層限定の老人ホームなどと手を結び、顧客に向けて情報発信を行っているのです。

老後生活の情報提供は現役を退いたあとの資産運用にまで及ぶため、ファイナンシャルプランニングのような具体的な将来設計を描けるでしょう。

 

 人生相談

スイスに構えるプライベートバンクの多くは、顧客と1対1で寄り添うようなサービスを提供しています。クレディスイスやUBSといった名門的な金融機関は、顧客の愚痴を聞いたり、悩みを解決するために時間を費やすことで信頼関係を醸成していくことが多いです。

日本のプライベートバンクも、スイスの伝統的な顧客対応を取り入れ、様々な人生相談を受け付けることが珍しくありません。特に顧客が経営者などの立場にある場合、なかなか本音で話す機会もありませんし、弱音を吐くことも難しいでしょう。そのような際は、プライベートバンクの担当者が親身になって話しを聞いてくれる、こうした細かい気配りも顧客にとってかけがえのない経験になるのです。

実際私が利用したきっかけ

私自身、スイス大手金融機関のUBS銀行に一任しています。UBS銀行は2億円以上を預けなければ依頼することができません。現在は5億円ほど運用をしています。

プライベートバンキングを利用しようとしたきっかけは自身の会社を売却して資産を得たことです。その時に株式投資だけではあまりにもリスクが多いのと、億単位で資産を保有すると減るのに恐怖を覚えるようになります。なので私自身の勉強も兼ねて、運用をお願いする決意をしました。

会社をExitした時にニュースでも取り上げられたので、いろんな金融機関からアプローチがありました。電話、手紙、巻物など笑。最終的には三井住友銀行、三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券、UBS証券に絞りコンペをして、UBS証券に決定しました。

プライベートバンクと普通の銀行どちらを選ぶべきか

プライベートバンクは金融分野以外のサービスを拡充している点で、富裕層にとってメリットが大きいと言えるでしょう。資産運用や人生設計の専門家が集まるという点では、一般的な金融機関と比べて圧倒的な優位性を持っています。

資産を増やすには投資や運用を行うことが基本です。株式投資やFXの専門書を読み漁ったり、新聞や雑誌から欠かさず情報収取している人も多いでしょう。しかし、こうしたお金の勉強を1人で行うには圧倒的に時間が足りません。特に自身で事業を行っている方はなおさらです。

プライベートバンクを使えば、そうした学びや情報収集の時間を効率的に配分することができます。資産運用に関する専門家から1対1で話しが聞けることは、どんな投資勉強にも引けを取りません。

しかし、専門家に頼らずとも最適な投資を行える自信がある方なら、あえてプライベートバンキングを利用しないのも一つです。プライベートバンクの手数料は高額になりがちなので、我が道を行く人にはデメリットと捉えることもできます。

このようにどちらを選べば正解ということはないので、ご自身の投資スタイルや経済環境に合わせて選択してみると良いでしょう。

 

ガネゾウ
ガネゾウ 

30代投資家・起業家 / 20代で起業⇒ 大企業に会社売却⇒ 現在はビジネスをしながら幅広い金融商品を運用中。ブログの感想、相談事、仕事のご連絡はTwitterまで。詳しいプロフィールはこちら

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