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はじめてのFX。ローリスクで借金しないFXの始め方【初心者向け】

株式投資に並んで日本で人気の金融商品であるFX(外国為替証拠金取引)。通貨ペアを売り買いし、その差益でリターンを得ていくものです。

「円」は馴染み深い日本の基軸通貨ですが、その他にも世界にはドル、ユーロ、ポンド…といった、各国・各地域の通貨が存在します。これらの通貨の相対的な価値は常に変動しているため、通貨ペアを売買することによって利益が生まれるのです。

と言ってもまだイメージがわかない方が多いかもしれません。そこで今回の記事ではFXについて徹底的にチェックしていくとともに、FXを行ううえで非常に役に立つウェブサイトを紹介していきます。初心者の方はもちろん、ある程度知識がついたけれど勝てない…という方の手助けになれば幸いです。

 FX(外国為替証拠金取引)とは?

さて、FXとはそもそも何なのか、ということについてもう少し詳しく見ていきましょう。

次の画像はあるときのいくつかの通貨ペアのレートです。

出典:https://www.gaitame.com/market/kawase.html

 

「通貨ペア」の縦列には米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル…と、文字どおり通貨のペアが表示されていますが、これらはそれぞれ、1ドルが何円か?1ユーロが何円か?1ユーロが何ドルか?という意味を表しています。

例えば、1ドル100円のときにドルを買ったとします。これは同時に円を売ったことにもなるので、「ドル買い円売り」(ドル円買い)とも言います。100円で1ドルを買った(両替した)ようなイメージを持っておくとよいでしょう。

最初にも書いた通り、通貨の相対的な価値は常に変動しているので、三か月後に1ドルが110円になったとします。そのときに1ドル100円のときにかったドルを売れば、10円の差益が生まれたことになります。

 

また、FXの特徴として「買い」だけでなく、「売り」からも入れるという点があります。先ほどの例と同じく、1ドル100円のときにドル買い円売りをします。三か月後、1ドルが90円になった場合、今度は10円の損失が発生してしまうことになります。

が、1ドル100円のとき、ドル買い円売りではなく、「ドル売り円買い」(ドル円売り)をしていた場合はどうなるでしょうか。つまり、1ドルで100円を買うということです。三か月後1ドルが90円になったときに100円でドルを買うと、1.11ドルを買えることになります。

以上のことをまとめると、次のようになります。

FXはこのように「どの通貨が買われて、どの通貨が売られるのか?」ということを予測して通貨ペアを売買するトレーディング商品なのです。

株式投資に比べてよりマクロな知識が必要となります。各国の金融政策や経済動向などにアンテナを立てニュースや情報を見ていくとよいでしょう。

 FXの3つのメリット

ここからはFXのメリット・デメリットについて見ていきましょう。どんな金融商品もメリットだけ、というものは存在せず、必ず利点欠点が存在します。それぞれの側面を理解したうえで取引を行うことが大事です。まずはFXがどんなメリットを持っているのかについてチェックしていきます。

 1.資金が少額でも取引を行うことが出来る

FXの大きなメリットは資金が少なくても取引を行うことが出来る点です。数万円~、取引額が少なければ数千円からも取引可能となっています。これが可能なのは後に記載する「レバレッジ」が高いためです。レバレッジはメリットにもデメリットにもなりうる諸刃の剣と言えますので、扱い方には気をつけたいと言える仕組みです。

 2.レバレッジが国内最大25倍と高い

「レバレッジ」とは「てこ」を表す言葉で、少ない資金でも大きな資金を動かせる仕組みです。日本国内のFX業者はレバレッジ最大25倍のところが多いので、自己資本の25倍で取引を行えます。自己資本に比べて大きい額で取引をするため、もちろん生まれる利益や損失もそれに見合って大きくなります。言い換えるとハイリスクハイリターンとなりますが、上手くレバレッジを使えればよい味方になることは間違いないでしょう。

 3.通貨間金利の「スワップポイント」で利益を得られる

通貨と通貨の間には「金利差」が存在します。日本の預金金利は年利でおよそ0.001%と非常に低いですが、他国通貨はそれを上回る金利のものが多くなっています。(そのため外貨預金に目を向ける日本人も少なからず存在するというわけです)

(参考)

■三井住友銀行 外貨預金金利
http://www.smbc.co.jp/kojin/kinri/gaika.html

 

FXの場合も同じく、円を売って他国通貨を買えばその金利差の恩恵を受けられることになります。FXの場合はこれを毎日もらえるというのが大きなメリットで、毎日もらえるこの金利のことを「スワップポイント」と言います。逆にドル売り円買い(ドル円売り)のように、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買うとマイナスのスワップポイントとなり、逆に少しずつ損失が生まれることには注意しましょう。

また、2018年市場を騒がせたトルコリラ・ショックはスワップポイントを語るにあたり忘れてはならないエピソードです。トルコリラのように金利が高い新興国通貨は金利差狙いの取引をする個人投資家が多いのですが、トルコリラ自体の価値が大きく下がることによってスワップポイント以上の損失が生まれることが多々あります。1トルコリラ25円→15円と数か月でここまでトルコリラの価値が暴落したのはそうそうあることではありませんが、おいしい話には裏があることは頭に置いておくべきでしょう。

 4.24時間取引が可能

株式投資とFXを比べたとき、最も大きな違いはここなのではないでしょうか。株式投資の場合、東京証券取引所が開いている9:00~11:30、12:30~15:00の間しか取引をすることは出来ず、ビジネスパーソンにとっては値動きを平日チェックすることは難しいと言えるでしょう。

FXの場合は「東京時間」「欧州(ロンドン)時間」「米国時間」「オセアニア時間」と、24時間それぞれの国の市場が開いているため土日を除いていつでも取引が可能となっています。

また、それぞれの時間帯で値動きに違いが出てくるのもFXの面白いポイントです。東京時間は日経平均に連動するような動きを見せ、欧州時間は16時、17時ごろに大きな仕掛けが入ることがあります。日本時間で夜にあたる米国時間にもっとも値が動くことが多いため、働いている方であっても参加しやすいのがFXの大きなメリットだと言えます。

 

インヴァスト証券「トライオートFX」

 

(~補足~)

FXにおいて重要な時間帯はいくつか存在しますので、それも合わせてチェックしておきましょう。

・ゴトー日の9時55分

5、10日が付く日(ゴトー日)の日本時間9時55分は「ゴトー日の仲値トレード」が有効と言われています。この時間帯は邦銀がドルを調達するタイミングとして知られており、結果として円安になる傾向が高いとされています。逆に9時55分以降はその反動で円高になることも多々ありますので、この時間帯付近での売買には気を遣いたいところです。

 

・ロンドンフィックス

日本と同じく、ロンドンの場合も仲値決済時間が存在しています。それが日本時間24時(冬時間の場合は25時)で、この時間は米国時間の真っただ中、米国株式が動いているということもあり為替も大きく動くことが多くあります。ロンドンフィックスを境にトレンドの流れが生まれることもあり注意しておきたい時間帯です。

 FXの2つのデメリット

次に見ていくのはFXの3つのデメリットです。FXは金融商品の中でも比較的ハイリスクハイリターンであるため、リスクの面もしっかりと理解しておくようにしたいですね。

 1.レバレッジの高さ

何度か触れてきたように、レバレッジ25倍というのは諸刃の剣です。為替はニュースや株式などの動きを受け急変することも多いため、値動きと高レバレッジが合わさるとリスクリターンもそれ同様に跳ね上がります。日本の個人投資家は「短期間で早く儲けたい」という考えを持ちがちなのですが、投資に大事なのは長期的な目で見て利益を出し、トータルで勝ち続けることです。「急がば回れ」との名言の通り、まずはゆっくりと知識をつけながら取引に慣れていくことが大事だと言えます。

 2.急激な変動が多い

FXの覚えておきたい特徴として、「為替によって動きの癖が違う」ということは特筆すべき点です。後に紹介する通貨の強弱を表示してくれるウェブサイト「mataf」で、いつ・どんな通貨が強くなったか・弱くなったか(買われたか・売られたか)を確認すると分かりますが、経済指標やその金融政策の動向で急な変動をする通貨は少なくありません。中でもポンドは代表的なものの中でも非常に激しい動きをし、初心者にはオススメしにくい通貨です。ドル、ユーロ、円のような先進国通貨は取引量が多く流動性が高いためポンドに比べると比較的なだらかですが、それでも過去に激しすぎる動きで元本をゼロにしてしまった…というような投資家も存在しており、注意は怠らないようにしたいところです。

―――

FXのデメリットは2点とメリットに比べて少なく記載していますが、だからと言ってFXが安心安全で利益を得やすい金融商品だということではありません。

この2点のデメリットは、前述したメリットを優に上回るリスクを抱えていることは理解しておいてください。投資において慎重に、謙虚に立ち回る姿勢は本当に重要なので。様々な側面から見たFXという金融商品を知っておくべきです。

 これで差がつく!知っておくと特するウェブサイト4選

FXをするにあたり、欠かせないのは情報です。昨今はTwitterなどのSNSも発達し情報の入手手段が増えましたが、それだけに質の高い情報・質の低い情報をしっかりと見極め取引に活かしたいところです。

■mataf
https://www.mataf.net/en/forex/tools/currency-index

「3.FXの3つのデメリット」でも書いたように、通貨の強弱を図ることが出来るmatafは非常に有用なサイトです。二つのチャート画面が表示されていますが、下のチャートを使うことが各通貨間の強弱をチェックすることが可能です。Compare to:に書かれている通貨をクリックすることで、上のプルダウン(Select)に書かれている通貨との比較が出来ます。複数通貨を比べることも出来るので、「今日一番強いのはどの通貨か?」「どの通貨が売られているか?」ということを視覚的にとらえることが出来ます。

■Currency Strength Chart
https://currency-strength.com/

「mataf」と同じく、こちらのサイトも各通貨の中でどの通貨が強いか・弱いか(買われているか・売られているか)を確認することが出来ます。トレンドを知っておくことで、これからどう動いていくかの予測に役立てることが可能となり、トレードの先読みの質を高めることに繋がります。

mataf、Currency Strength Chartともに便利ですが、両者の違いとしてはmatafは過去まで遡って通貨強弱を確認できること、後者はその日の通過トレンドをすぐ、かつ簡単にチェックできるのがナイスな点です。はじめのうちは双方を眺めてみることをオススメします。

■OANDAオープンオーダー・オープンポジション
https://www.oanda.jp/lab-education/oanda_lab/oanda_rab/open_position/

「どんな注文が市場に出されているのか」を知ることが出来るサイトです。見方、使い方についてはページの中に記載されているので省略しますが、大きなオーダー(注文)がどの位置にあるのかを知っておくことは非常に有用です。株式にせよ為替にせよ、プライスは大きな注文によって大きく動くため、大きな資金の動向を知っておくことは必須と言っても過言ではありません。

トレーダーズ・ウェブ エフエックス
https://www.traderswebfx.jp/marketorder/Default.aspx

大きな資金の動向と言えば「オプション(OP)」も忘れてはなりません。「OP○○日NYカット」「OP○○NYカット非常に大きめ」「割り込むとストップロス売り」というようなことが書かれていますが、それぞれ大きなオーダーとまずは捉えておけば大丈夫です。それらのオーダーが置かれている部分は節目であり、そこの通過をきっかけに価格が大きく動く可能性がある、と頭に置いておきましょう。

「NYカット」と言うのは日本時間24時(冬時間は25時)に行われるオプションの行使を指していますが、オプションの詳細まで見ていくとややこしくなってしまうので、「24時に大きな動きが出ることは少なくない」とまずは覚えておいてください。

 まとめ

ここまでFXの基礎からはじめ、メリット・デメリット、そして+α知っておくと便利なサイトについて紹介してきました。繰り返し述べてきているようにFXはハイリスクハイリターン、その商品の特徴を知っていても取引には資金管理・投資タイミングの徹底・メンタル管理など、様々なことが必要・重要となります。まずはFXというものの輪郭を理解することから始めながら徐々に慣れていき、自分の取引スタイルを確立していきましょう。

 

インヴァスト証券「トライオートFX」

ガネゾウ
ガネゾウ 

30代投資家・起業家 / 20代で起業⇒ 会社売却⇒ 現在はビジネスをしながら幅広い金融商品を運用中。ブログの感想、相談事、仕事のご連絡はTwitterまで。詳しいプロフィールはこちら

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